子供がつかまり立ちを始めてからテレビボードの上に乗るようになってしまいました。
「ベビーゲート」や「チャイルドガード」、「ベビーフェンス」などと呼ばれる商品の購入を検討しましたが、なかなか希望のサイズが見つかりません。また大きいサイズとなると気軽に購入できる金額ではありません。
そこで、希望サイズのベビーフェンスをDIYしました。
概算材料費 約1万円
サイズ 幅192cm 奥行98cm 高さ70.8cm
市販の物よりも高さを出せ、ネットを使っているので圧迫感もありません。
注意
ベビーフェンスをDIYする際の注意点です。
・ 階段付近など、外れたり乗り越えたら命の危険がある場所には設置しない。
・ 尖っているところはやすりをかける。
・ 誤飲防止のため小さいパーツは使用しない。
・ 定期的に点検する。
※このページを参考に作ったベビーフェンスによって、テレビや周辺機器の破損、人身事故などが発生した場合にも当方は一切責任を負いませんので各自ご判断の上、制作願います。
使った材料
全てホームセンターかネットで買えます。結束バンドは100均の方が安いです。
使った材料
1.イレクターパイプ 0.9m
(矢崎加工 H-900S)14本
2.イレクターパイプ 1.5m
(矢崎加工 H-1500S)3本
3.T字のプラスチックジョイント
(矢崎加工 28ジョイント J-125A) 4個
4.L字のプラスチックジョイント
(矢崎加工 28ジョイント J-119A) 8個
5.サンアロー接着液 50ml
(矢崎加工 EY-50) 1本
6.網戸張替えネット
(6m×幅91cm)1本
7.結束バンド (100均で買えます)
(15cm以上) 約60本
パイプやジョイントは必要数が多く、ホームセンターだと色と数が揃わないことがあるのでネット注文をおすすめします。
ホムセンで揃えたら黒とベージュのミックスになってしまった。
【工具】
1. パイプカッター
2. やすり(バリ取り用)
3. メジャー
4. ペンチ(爪切りでもOK)
制作工程
サイズ計測
- 制作したいサイズを出す。
- ジョイント部分も含めて、必要なパイプの長さを計算する。
今回は幅192cm 奥行98cm 高さ70.8cmのものを制作します。
イレクターパイプをカットする
【ヨコのパイプ】
材料1のイレクターパイプ 90cm(矢崎加工 H-900S IVO)14本
横のパイプは既製のサイズのまま使用できました。
【タテのパイプ】
材料2のイレクターパイプ 150cm(矢崎加工 H-1500S IVO)3本
テレビを見る際に邪魔にならない高さにしたかったため、150cmを3本購入し、70cmを6本切り出しました。
ヤスリでバリを取ります。
イレクターパイプを接着
「サンアロー接着液」で「イレクターパイプ」と「ジョイント」を接着する。
接着のコツは、パイプをジョイントを差し込んだ後に、パイプとジョイントのすき間に接着液を注入します。
枠ができました!
ネットを取り付ける
結束バンドを用いて網戸用ネットをイレクターパイプに取り付ける。
仕上げ
結束バンドのストラップ部分は完全に切り落とし、尖ったところを爪切りでカットするかやすり掛けをする。
↓今回制作したゲートの写真ではありませんが、結束バンドは先端が飛び出さない状態までカットします。
先端が飛び出ていると子供が触れた際に怪我をする恐れがあります。
失敗作
100均で売っているワイヤーネットを使いベビーフェンスを制作しましたが、安全ではないと判断し、今回制作したイレクターパイプのものに作り直しました。
ワイヤーネットが危ないと思った理由
・上部を嚙みちぎる
・足をかけて登ってしまう
・登った際にワイヤーネットの上部がおなかに食い込んだまま動きが取れなくなっていたことがあった
・細いので不安定
・細かいパーツを使うので誤飲のリスクがある
噛んだ後(鋭利な破片が取れました)
まとめ
はじめてのイレクターパイプで強度が心配でしたが、想像以上にガッチリと組めました。
これから色々使ってみたくなりました。
また、市販のベビーフェンスは使用後、メルカリやジモティーで半値近くの価格で売れますので、DIYがめんどくさい方やサイズが合う方は買っちゃうのもアリだと思います。
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